« こわ~い話② | トップページ | 梁川・コモアピアノ教室  夏期休暇のお知らせ »

2010年7月 5日 (月)

山根弥生子 ピアノリサイタル 2010

2010・6.22 上野の東京文化会館での[山根弥生子ピアノリサイタル]に行ってきました。
今回のプログラムは
ベートーヴェン 
●アンダンテ・ファボリ WoO.57
●24の変奏曲 WoO.65
●10の変奏曲 WoO.73
●幻想曲 ト短調ーロ長調 op.77

ブラームス
●カプリチオ ト短調 op.116 No.3 
●カプリチオ ロ短調 op.76  No.2
●ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ op77

前半は日頃ソナタ等の陰にかくれて、あまり演奏会で取り上げられる機会がない作品に光をあてて・・
後半はブラームスの名曲を・・
(ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ)はCD[山根弥生子ピアノリサイタル1963~1965]に収録されている。デビューしたての先生の演奏が聴ける。
(カプリッチョop76-2)はCD[山根弥生子ブラームスを弾く]に収録されている。

プログラムが終了し「ブラボー!」の連呼
続いてアンコール
★バッハ コラール
★ベートーヴェン ロンド・バガテル2曲
計4曲、いつもながらにアンコールとは思えない内容なのです。
再び「ブラボー!」で終了しました。
感動の余韻と興奮で帰路につきました。

先生は5月に同じプログラムで伊東で演奏会をしたのですが、アンコールに誰でも知っている、エリーゼの為に・小犬のワルツ・トロイメライ・[ラ・カンパネラ]を弾いたそうです。うちの主人は先生が弾く[ラ・カンパネラ]好き、東京のアンコールに弾いてくれるかも?と楽しみにしてたのに・・「伊東に行けば良かった」と・・しかしブラームスが良かったと新たな収穫がありました。

私が初めて聴いた山根先生のピアノリサイタルは
1978年6月22日(日本教育会館)
ベートーヴェン
●ディアベリの主題による変奏曲 作品120
ショパン
●舟歌 作品60
●幻想即興曲 作品66
●夜想曲 作品48-1
●スケルツォ 4番 作品54

1979年11月7日(日本教育会館)
モーツァルト
●幻想曲 ニ短調 KV397
シューマン
●幻想曲 ハ短調 op17
ショパン
●24の前奏曲 op28

東京文化会館で初めて聴いたのは
1980年6月13日
プログラムは[モーツァルトピアノ協奏曲の夕]
ピアノ協奏曲 変ホ長調 KV271
ピアノ協奏曲 変ホ長調 KV414
ピアノ協奏曲 変ホ長調 KV449

でした。1978年1979年は東京文化会館が取れなかったそうです。

先生の日本デビューは1960年なのでざっと50年演奏家として活躍されています。
東京文化会館での毎年のリサイタル・CD制作(現在24枚発売中)秋にはまた新たな録音が始まるし、どこからそんなにエネルギーがわいてくるのか?
先生の演奏を聴くたびに私はその[エネルギー]を貰うのです。

« こわ~い話② | トップページ | 梁川・コモアピアノ教室  夏期休暇のお知らせ »

山根弥生子」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 山根弥生子 ピアノリサイタル 2010:

« こわ~い話② | トップページ | 梁川・コモアピアノ教室  夏期休暇のお知らせ »

2023年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
フォト
無料ブログはココログ