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2012年6月 4日 (月)

山根弥生子 ピアノリサイタル in伊東①

山根弥生子ピアノリサイタル
5月26日(土)開演18:30
伊東市観光会館に行ってきました。
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東名高速(沼津IC)で降り熱海にでました。
そこから伊東に向かったのですが道路は空いていて、人通りもなく・・・
しかし[伊東市観光会館]に着くと、もうお客様が並んでいるではありませんか、駐車場は満車で
した。
この日360人のお客様が聴きにいらして下さったそうです。

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モーツァルトソナタK333から始まり
私が思っていたテンポよりゆったりした感じがとても新鮮でした。大人のモーツァルトという感じでした。
3楽章はロンド・ソナタ形式で先生お得意の軽快な音でカデンツが素敵でした。

フランク[プレリュード・コラールとフーガ]
これは私の勉強不足で・・・コメント無しです

ドビュッシー生誕150周年という事で先生も[ピアノのために]をいれたのだと思います。
前奏曲・サラバンド・トッカータの3つからなっています。
全体的に元気な躍動感ある曲です。私は学生の頃弾いてましたがまたトライしたいと思いました。
でも腕の筋肉の弾力がないと上手く弾けないので苦労しそうです{/汗/}

ショパン[華麗な変奏曲]
先生の演奏は初めて聴いたような・・・とても素敵でした。
私が学生の頃「あなたに合っているから弾きなさい」と言われて勉強しました。
久々に楽譜をみたら指使いがみっちり書いてありました。

昨年先生は[ノクターンOP48-1]を弾かれてましたが今回はop48-2でした。前曲は男性的なショパン(こちらの方が人気あり)ですが、48-2は対称的な叙情的な曲です。嬰へ短調の哀愁のある出だしで始まり、最後は嬰へ長調でおわります。
そこで間をあけず[バラード4番]に入っていきました。聴いていて違和感が全然なかったのでどうしてだろうと思って、楽譜をみたらノクターンの終わりの音がFis(ファの♯)→バラードの出だしがG(ソ)と半音上がったから、なるほどと納得しました。
先生と話した時「つなぎの違和感がなかったけれどそう言う事ですか?」と聞いたところ、そういう意図で選んだとか、そこまで考えて選曲しているんだと目から鱗が落ちた瞬間でした。
プログラム最後に置かれた[バラード4番]
バラードの中で最も幻想的な曲で私の好きな1曲です。
最初の主題が先程書いたG(ソ)ーーーファミと明るく始まるのですが、すぐに悲しいワルツに・・ふっと表情が変わるのです。その間を絶妙にあけて、次々違う場面も見事に表現して最後は劇的コーダに(私はこの部分弾くの難しい{/汗/})
先生はなんなく弾いていますが・・・ブラボー!でした。

アンコールは
ドビュッシー[月の光]
ショパン[幻想即興曲]
ショパン[ノクターン9-2]

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