第27回グレンツェンピアノコンクール地区大会に向けて
パソコンの調子が悪くブログの更新が滞ってしまいましたが、何とか再開できました
今月、3月25日と26日に第27回 グレンツェンピアノコンクール地区大会が行われます。
小さな当教室から(3 ・4年生の部)(5・6年生の部)と2名参加します。
2人とものんびりしていて、中々思うような演奏にならなかったのが、ここ数週間で「こういう風に弾こう」という意思が少し聴き手に伝わる演奏ができるようになってきました。
私も、ここまで弾けるようになってきたから、もっとこう弾ける?と次から次へと注文をすると「もう疲れた〜」「もう受けるのやめようかなぁ」と悲鳴が上がっています
でも生徒さん達は[予選]→[本選]と残って来ていますので、コンクールの成績発表で名前を呼ばれて舞台に上がれる・上がれないの差を身を持って体験しています。
やはり良い演奏をすればちゃんと評価してもらえると学習しているので頑張れるのでしょう。
その良い演奏とは何ぞや?をコンクールを通して少しずつ勉強しています。
まず、課題曲が決まると私自身が弾いて曲の解釈やら指使いを考えて、自分の楽譜に書き込んでおきます。
そして、生徒さんが自分で譜読みをしてきた時点で指使いを大体決めてしまいます、なぜなら後から直すとなかなか直すのが大変なんです
前回の本選課題曲でクレシェンドがあり、楽譜に書いてある指使いは右手12345と書いてありました。小さい手で、それも5番でつまり小指で一番強い音を出すなんて(他に方法がなければしょうがないけれど)と12・123、・のところでくぐらすと最高音が3の指で安定した強い音になりました。何だか小さな事だけど大切なのよと・・でも本人納得してました!
コンクールのレッスンではスマートフォンを使って録音しています。以前弾いていたのと比べたりすると「ちょっとダメだね」なんて笑ってます。
違いがわかってくれて成長したなぁと
そんな積み重ねでだんだん曲を仕上げていきます。
地区大会の課題曲です
↓(3・4年生Bコース)ギロックの[Littie Suite in F]
↓(5・6年生Bコース)リュバルスキー[あそび]
昨年の春から「グレンツェンピアノコンクール」に関わっていますが、ピアノが好きで習っていて、他の習い事もしつつ参加できるピアノコンクールだと思います。
それに入賞率が高いので、賞状やトロフィーを頂いてとても嬉しい気持ちになり、また頑張ろう!と子供達が 前向きになれる事が何よりです。同じ曲なので他の子供達の演奏のことも色々感じるものもあるみたいで、とても良い経験をしていると思います。それと素敵なホールで演奏ができる事も大切な要素です。
難しい曲を弾きこなせる子しか出られないコンクールが多々ある中、グレンツェンの位置も重要だと思います。
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